寒い冬にぴったりな石狩鍋のお店まとめ

石狩鍋とはこんな鍋

北海道の代表的な郷土料理の一つに、石狩鍋があります。
北海道産の鮭を使い、みそ味でいただくのが石狩鍋の大きな特徴ですが、他にも豆腐やキャベツ、大根、ニンジン、シイタケ、長ネギなどの野菜を入れたり、鮭の身に加えて骨やあらなども使います。
鮭鍋というと塩漬けした鮭を使う三平汁と間違えられることが多いのですが、石狩鍋では塩漬けした鮭ではなく生鮭を使うという特徴があり、この点が三平汁と大きく異なる点です。

北海道民たちは、石狩鍋を食べる時にはベーシックなスタイルを家庭ごとにアレンジすることが一般的です。
例えば酒粕をくわえたり、牛乳やバターを隠し味として少し入れて風味をまろやかにしても美味しいですし、山椒の実や粉を振りかけて食べるという食べ方もあります。

北海道に行ったらぜひ足を運びたい、石狩鍋の名店3つ

石狩鍋は北海道以外の場所でもいただくことはできますが、北海道に足を運んだ際にはぜひ本場の味を堪能してみてはいかがでしょうか。
北海道にはたくさんの石狩鍋の店がありますが、ここでは、そんな中から名店を3つご紹介しましょう。

1.北の味 大助
札幌のすすきのにある「北の味 大助」は、リピーター率が90%以上という大人気の鍋料理店です。
石狩鍋以外にも楽しむことができるものの、人気メニューはやはり郷土料理の石狩鍋です。
この店では、秋鮭と北海道産の食材を贅沢に組み合わせたメニューとなっているのが特徴で、こだわりぬいた特性の味噌スープでいただけます。
ベーシックな石狩鍋を堪能したいという人にとっては、ぜひ時間を作って足を運びたい石狩鍋の店ではないでしょうか。

2.居酒屋 獅子豆(ししとう)
「居酒屋 獅子豆」は、JR旭川駅から徒歩9分のロケーションにあり、旭川へ足を運んだらぜひ訪れたい名店として人気があります。
店の外観は白を基調とした都会的でスタイリッシュな見た目ですが、店内はモダンな和の雰囲気にまとめられています。
この店の石狩鍋の大きな特徴は、鮭のお頭が入っていたり、鮭のいくらまで投入されている贅沢なメニューという点です。
もちろん使われている具材は北海道産のものにこだわっているので、郷土料理として思う存分楽しめます。

3.函館ダイニング雅家
JR函館駅から徒歩2分という駅近ロケーションにある「函館ダイニング雅家」は、女性が気軽に入りやすい明るくおしゃれな雰囲気の店内です。
この店の看板メニューである石狩鍋は、2人分、3人分、4人分と人数に合わせて準備してもらうことができるのが魅力です。
石狩鍋に入っている具材は、北海道産の原料にこだわった野菜はもちろんですが、函館らしくホタテなどの海鮮をふんだんに投入している点が魅力です。