北海道民が愛するザンギの食べ方と美味しいお店まとめ

ザンギとから揚げの違い

北海道が誇るご当地グルメの一つに、ザンギがあります。
北海道民のソウルフードと言っても過言ではないザンギは、見た目は鶏のから揚げなので、全国の人は「唐揚げのことを北海道ではザンギと呼んでいる」と覚えている人もいるかもしれません。
もともと中国語で鶏のから揚げという意味を持つ「ザージー」という言葉に幸運をもたらすという意味を込めて「ザーウン(運)ジー」となり、それが長い歴史の流れ短くなってザンギと呼ばれるようになったようです。

ザンギは北海道ならスーパーのお惣菜コーナーから居酒屋までどこでも気軽に購入できるご当地グルメですが、ザンギとから揚げの違いはずばり、夕食のおかずになるかならないか、という違いです。
基本的にザンギはお酒のおつまみという位置づけなので、から揚げよりも味は濃い目ですし、下味にはニンニクとショウガを使った濃厚なタレを使ています。
色もしっかり揚げるので濃い点もまた、から揚げとの違いです。

ザンギの美味しい食べ方

ニンニク風味の味がしっかりついているザンギの美味しい食べ方は、レタスなどの生野菜と一緒に食べたり、レモンをかけてさっぱり風に食べるのがおすすめです。
お酒のおつまみとなることを前提としているので、冷たいビールと合わせていただくのも美味しいでしょう。

ザンギは、家庭ごと、またお店ごとに味付けが違います。
ソウルフードなので、その家庭ごとに味付けがあるわけです。
居酒屋などは、レモンを添えたザンギを出してくれるお店がある一方で、釧路の方に行くとおろし酢醤油をかけていただく「釧路ザンギ」なるご当地グルメもあります。
そうしたバリエーションを参考にしながら、ポン酢とおろし大根を合わせていただいたり、ゴマダレにつけていただくのも美味です。
ただし、ザンギはそのものが濃いめの味付けになっているので、焼き肉のたれなど濃い味がついているタレと合わせるのは、控えたほうが良いでしょう。

おすすめのお店はココ!

北海道で美味しいザンギを楽しめる店をいくつかご紹介しましょう。

・ひろちゃんの札幌塩ザンギ澄川本店
ザンギのテイクアウト専門のお店で、中でもこだわりの塩ザンギは人気ナンバーワンの看板メニューとなっています。
タレをかけたザンギもあるので、いろいろバリエーションを楽しめるメニューとなっているのが魅力です。
地下鉄南北線の澄川駅から徒歩5分のロケーションにあります。

・布袋赤レンガテラス店
北海道の中でも札幌では、ザンギといえば布袋と言われているほど、ザンギではよく知られている名店です。
札幌市内に店舗は2つありますが、赤レンガテラス店は北海道庁前のフードコートに入っているので、足を運びやすいロケーションとなっています。
他の店と比べて、大きめのザンギなので、満腹感を得たい人におすすめの店です。