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放牧されている羊

北海道の魅力は都市と自然の共存

北海道はリゾート地として非常に人気の高いエリアですが、もう一つの国内人気リゾートスポットである沖縄と大きく違うのが、大型都市として形成されているということです。

北海道の県庁所在地であり、最大の都市である札幌市は、人口約200万人を有する日本第四位の都市となっています。
一方、沖縄の県庁所在地である那覇市は人口約30万人の全国第34位の都市です。
言い換えれば大自然を残す雄大な土地がありつつ、中心地では全国でも有数の都市化が進んでいるということになります。

北海道でも知床や稚内など、都市部から離れたところに行くとかなり様子が異なりますが、多くの人が訪れる観光地である札幌市は都市環境と自然環境が絶妙のバランスで存在している場所です。
こうした自然との共存が感じられる都市構成は他の地域ではなかなか見られないものであり、それこそが札幌周辺の観光の魅力と言えます。

北海道観光では移動時間を計画的にすることが大切

北海道に観光に来る人の多くは、そうした北海道のイメージとしてある「都会的」と「自然が豊富」ということを同時に期待しています。
それは確かに札幌の中心地であれば同時に味わうことのできるものですが、道内観光全体も同じかというと決してそうではありません。

例えば福岡市などは国内外から多くの観光客を誘致していますが、有名観光地が一つのエリアに集中しており、電車や空港などへのアクセス環境がよいことが高く評価をされています。
しかし北海道ではそもそも土地が非常に広いこともあり、移動時間に関する感覚が本州地域とは全く異なることに注意してください。

道内観光をする時には、きちんと北海道の距離感で考えるようにするのがコツになります。