藻岩山の特徴
日本新三大夜景に選出されている札幌市ですが、昔からよく知られている場所の一つが「藻岩山」です。
藻岩山は標高531mで札幌市のほぼ中央に位置しており、山頂からは札幌の中心地を一望できるようになっています。
天気のよい日には日本海側の石狩湾や増毛暑寒別岳までの雄大な景色を見ることもできるので、都会的な札幌の様子と北海道らしい雄大な自然との両方を一度に堪能できるのがメリットです。
魅力、楽しみ方
日数が限られている観光客にとっては、手軽に往復をすることができるもいわ山ロープウェイを使うのが一番簡単ですが、もし時間に余裕があるなら別のルートもおすすめです。
ロープウェイ以外のルートとしては、徒歩で登山するルートや、ドライブをするルートなどがあります。
登山といっても裏側から登るルートは険しい道もありますが、軽装でも登ることができる登山道も用意されているので、ぜひ登ってみてください。
最短の登山道は2.4kmの長さで、歩道はしっかり整備されています。
時間があれば、ぜひ山の空気を吸いながらゆっくり登山を楽しんでもらいたいです。
ただ、知っておいてもらいたいのが、藻岩山は先住民族であったアイヌにとって神聖な神の山とされてきたということです。
観光名所として有名になったことで、ゴミを捨てたり自然を荒らしたりといったマナーの悪い人も見られるようになってきましたが、札幌の街を見守る神聖な場所であるということは忘れないでもらいたいです。
アクセス方法
【住所】
札幌市中央区伏見5丁目3番7号(札幌もいわ山ロープウェイ山麓事務所)
【営業時間】
夏季10:30~22:00
冬季11:00~22:00
※大晦日、元旦は特別ダイヤで運行
【利用料金】
大人1,700円
小学生以下850円
【問い合わせ】
011-561-8177
札幌駅から市電が運行しているので、「西4丁目」もしくは「すすきの」駅から乗車して約20分で「ロープウェイ入り口」に到着できます。
無料のシャトルバス南19西15から出ているので、そちらを利用すれば約5分でロープウェイの乗り場に着けるでしょう。