キレイな桜を楽しめる「お花見」スポットまとめ

北海道のお花見はゴールデンウィークの後

お花見を楽しめるスポットは、北海道にもたくさんあります。
北海道は日本の北部に位置しているため、桜の開花時期も他の地域と比べると遅く、多くの場合にはゴールデンウィークの前後に開花します。
そのため、ゴールデンウィークには全国から北海道のお花見を楽しみたいという人が多く足を運び、道内のお花見スポットは大混雑となります。

おすすめのお花見スポット4つ

北海道にたくさんあるお花見スポットの中でも、特に人気が高いスポットを4つご紹介しましょう。

1.函館公園
函館公園は、明治12年に開園という長い歴史があります。
園内にはソメイヨシノやエザクラなど薄ピンクの花が美しい桜が約700本植えられていて、様々なアングルから楽しむことができます。
園内はお花見ができる芝生のエリアがるほか、動物園や子供の国、市立博物館などもあるので、小さな子供から大人まで一日タップリ時間をかけて楽しめる観光スポットとなっています。
また函館公園の見所としては、丘に上がると遠くに海を臨むことができ、桜の色と海の色の美しいコントラストを満喫できます。

2.モエレ沼公園
札幌にあるモエレ沼公園は、世界的にもよく知られてイサム・ノグチ氏がデザインをしたアートパークです。
園の中には芸術的なモニュメントが数多く展示されていたり、子供が遊べる遊具も120基以上があります。
園内には2600本以上の桜が植えられていて、その種類もソメイヨシノを始めとして、八重桜やカスミザクラ、ミネザクラ、エゾヤマザクラなど多種にわたります。
ピンク色のトーンを楽しんでも良いですし、芸術的な設計がされている園のモニュメントと桜が作る景観を満喫するのも良いでしょう。
敷地面積が188ヘクタールととても広いので、自然を思い切り楽しみたい人におすすめのスポットです。

3.五稜郭公園
北海道の函館には、全国でも屈指の観光スポットである五稜郭があります。
その五稜郭を取り巻いているのが五稜郭公園で、ここにはソメイヨシノを中心とした桜が1600本以上植えられています。
広い芝生エリアがあるのでお花見を楽しんでもよいのですが、五稜郭公園の見所は公園内の堀に移りこむ桜の姿、そして水面や空とのコントラストがとても美しくて幻想的という所にあります。
五稜郭タワーには展望台が設置されているので、展望台から園一杯に咲き誇る桜の景観を上から楽しむという方法も人気があります。
また、園では貸しボートのサービスがあるので、堀をボートでこぎながら桜を真下から見上げるという楽しみ方もアリです。

4.清隆寺
根室にある清隆寺には、日本で一番遅くに咲く桜として知られているチシマザクラがあります。
桜としては珍しい品種で、先はじめと先終わりには薄い赤色になるのが魅力です。
ここには150年という大木もあり、お寺と桜が作る和の景観を楽しむことができます。