「利尻島」をご存知ですか?
利尻島は北海道の北部にある円形の自然豊かな島で、北には礼文島があります。
「利尻昆布」は全国的に有名ですが、その他にもウニやモズクなどの海産物が豊富に採れる地域です。
利尻島に行くためには、空と海の2つの方法があります。
まず、空を渡る飛行機の場合は新千歳空港と丘珠空港から利尻空港に飛ぶことができます。
一方で、海を渡る場合はフェリーやクルーズを利用します。
フェリーは稚内と利尻島、利尻島と礼文島の間を運航しているため、利尻島と合わせて礼文島も訪れてみるとよいでしょう。
また、クルーズでは豪華客船での旅の途中に身軽な状態で利尻島に赴くことができます。
利尻山への登山がおすすめ
利尻島では、「利尻山」へ登山することをおすすめします。
なぜなら利尻山は「利尻富士」と呼ばれることがあるほど有名な山であるだけでなく、山頂では360度を見渡せる大パノラマを楽しむことができるからです。
登山が好きな方はもちろん、登山が初めての方も山頂からの景色を見れば「頑張って登って良かった」「利尻島に来て良かった」と感じられるでしょう。
利尻山の登山コースには、「鴛泊コース」と「沓形コース」の2つがあります。
鴛泊コースはエゾマツやトドマツが生い茂る森をくぐり抜けて、途中で礼文島を望めるコースとなっています。
沓形コースは鴛泊コースよりも所要時間は短くてすみますが、鴛泊コースに合流する手前にがれきが散乱する「親不知子不知(おやしらずこしらず)」という場所を通らなくてはなりません。
がれきにつまづいて転倒しやすいだけでなく落石の危険性もあるため、登山経験が少ない方や天候が不安な時はできるだけ鴛泊コースを選ぶことをおすすめします。
登山道の脇にはさまざまな高山植物が咲いているので、少し疲れた時でも心を和ませてくれます。
また、頂上では広い海に囲まれた利尻島の雄大な大自然を満喫できます。
ただし、登山者によってこれまで守られてきた自然環境が変わってしまってはいけないので、入山時には必ず携帯トイレを持参してください。
利尻島で楽しみたいグルメとは?
海産物が有名な利尻島では、是非次の2つのグルメを堪能してみてください。
1つ目はさとう食堂の「ウニ丼」で、とれたての新鮮なウニがご飯の上にたくさん乗った贅沢なウニ丼はインパクト抜群です。
嫌なニオイが一切しないただただ甘いウニは、醤油を付けて食べると口の中でとろけます。
ウニの美味しさを塗り替える一品です。
2つ目は、利尻らーめん味楽の「焼き醤油らーめん」です。
たっぷりの利尻昆布から旨味が染み出たスープが味に深さを加えていて、地元の人はもちろん観光客が押し寄せる人気ラーメンです。
香ばしい醤油の香りとともに夢中になってすすりたくなる美味しさです。