「ワイン城」でワイン尽くしの1日を

「ワイン城」こと池田町ブドウ・ブドウ酒研究所とは?

「ワイン城」こと池田町ブドウ・ブドウ酒研究所は、北海道中川郡池田町にあります。
たくさんのブドウの木が並ぶ横にたたずむ建物の外見がヨーロッパ中世の古城によく似ていることから、いつの日からか「ワイン城」という名前で親しまれるようになりました。
入館料は無料なのに、ブドウやワインについての知識を深めることができるため、人気の観光スポットとなっています。

ワイン城見学の楽しみ方とは?

ワイン城の見学は、地下2階にある熟成室から始まります。
温度と湿度が管理された地下熟成室ならではのひんやりとした空気を体感できるだけでなく、樽や瓶の中で熟成しているさまざまなワインを見ることができます。
また、併設されたばかりのバーは大樽を割いて作られた屋根が印象的で、ここでしか楽しむことができない重厚な雰囲気をの中で池田町のワインや十勝ワインを味わうことができます。

続いて、地下1階と地上2階にある廊ミュージアムでブドウ栽培やワイン造りに関する展示を見ることができます。
池田町におけるワイン造りのきっかけなどが分かるので、この地で作られるワインにより愛着が増すことでしょう。
なお、2階ではワインについて書かれた書籍が用意されていますが、なんとワインを片手に読むことが可能です。
ぜひゆったりと時間を取って、贅沢な時間を過ごしてみてください。

1階に降りると、ショッピングエリアとブランデー蒸留室が広がっています。
ショッピングエリアには10mにも及ぶ圧巻のアトラクションウォールがあり、端から端まで十勝ワインがずらりと並べられています。
これだけ豊富な種類があれば、きっとお気に入りのワインが見つかるのではないでしょうか。
また、ワインの他にも池田町の特産品も豊富に取り揃えられているので、ワインが苦手な方でもショッピングを楽しめること間違いありません。

ブランデー蒸留室では、ワインを蒸留してブランデーが作られています。
ワインがまた違ったお酒へと変化する不思議な仕組みをガラス越しに見学できるので、ぜひお楽しみください。

家族みんなでワイン城に行こう

ワイン城は「お酒好きの大人だけが楽しめる場所なのでは?」「子どもは退屈してしまうのでは?」と思う方が多いかもしれませんが、4階にはレストランやフードカウンターもあるので、家族みんなで楽しむことができるはずです。
レストランでは、地元で採れた旬の食材を使用した絶品の料理を食べられます。
ワインに合うことは言うまでもありませんが、「山幸」という品種のブドウのジュースと合わせても格別な美味しさです。
また、ふんわりとしたくちどけのソフトクリームも人気なので、見学に疲れた時の糖分補給やショッピングに付き合ってくれた子どもたちへのお礼として家族みんなでぜひ召し上がってみてください。