北海道発祥のものまとめ

パークゴルフ、初音ミク、ニトリなど

北海道が実は発祥の地であるというものとして、まずパークゴルフがあります。

パークゴルフは幕別町が1983年に考案したとされるスポーツで、もともとあったグラウンド・ゴルフというスポーツを改良する形で始められました。

グラウンドゴルフは専用のクラブやボールを使い、ホールポストという足の部分がカゴ状になっているものを立てて行います。
普通のゴルフと違って広い場所があればどこでも行うことができることと、プレーヤーに高い筋力が要求されないことから、子供向けのレジャーや高齢者のスポーツとして広く行われるようになりました。

また、さっぽろ雪まつりなど大きなイベントになると必ずと言ってよいほど登場するのがボーカロイドの「初音ミク」ですが、これも北海道発祥です。
もともと2007年に札幌にあるクリプトンフィーチャーメディアという会社が開発したバーチャルアイドルとしてデザインされました。
キャラクターとして有名になったことで、現在でも札幌市内にはたくさんのミクのイラストを見かけることができます。

「お値段以上ニトリ」というキャッチフレーズで知られる家具・インテリアショップの「ニトリ」も、もともとは北海道の家具店からスタートしました。
創業時は似鳥家具店という名称で営業をしており、社長である似鳥昭雄氏は大泉洋と同じ北海道学園大学の出身者です。

現在北海道名物となっている男爵いもやメークインといったじゃがいもの品種も、実は北海道内で栽培されたのが日本で初めてであったとされています。
他にも野菜では玉ねぎやアスパラガスといったものも北海道で初めて試験栽培がされており、現在の日本の食文化を作る役割をしてきたことが分かるでしょう。

日本のラーメン文化を作ったと言ってよい北海道

現在では全国に有名ラーメン店がありますが、そもそもの「ラーメン」という食べ物を初めて作ったとされているのが北海道です。
「ラーメン」という言葉を初めて使ったとされているのは札幌の「竹家食堂」というところで、その後同じように麺を使った料理が全国で提供されるようになったと言われています。

ラーメンそのものもそうですが、「味噌ラーメン」というレシピを初めて作ったとされるのも北海道のお店で、他にも現在ではラーメンの常識となっているようなメニューのほとんどを北海道内のお店が開発しています。

ラーメンの歴史を知ることで、北海道だけでなく戦後からの日本の飲食店の広がりを知ることができますので、そうした歴史を勉強することができる「札幌らーめん共和国」がおすすめです。
札幌らーめん共和国では、北海道のご当地ラーメンを中心に歴史を学びながら、おいしいラーメン文化を堪能できます。

おすすめ度★★★☆☆